例えば、あなたが中途採用で企業の求人に応募した際の話。
あなたは不採用になってしまった。
その時あなたはどう思うだろうか?
「自分はこの業界(や会社)に必要とされていない人間なんだ」と思ってしまうだろうか?
はっきり言って、採用担当者はあなたの人間性を否定して不採用にしているわけではない。
まぁ、あからさまに「言ってることが頭おかしい」場合を除くが・・・。
例えば志望動機が「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たると思って」とか、実際に慶応かどっかの大学院卒で200社受けて落ちて就職をあきらめた女性の志望動機がテレビで放映されたときに見たものだが。
そこまで気違いなものは今回は除いて、普通に書類選考や面接で落ちても、そんなに気に病むことはない。
というのも、採用側は人が欲しかったが、プロジェクトの追加費用の調達の承認が年度開始の4月まで承認されないため、求人は出したけど採用はできませんでした。
というアホなものもあるし。
プロジェクトの納期が1年後の状況では「Excelが使えればいい、SQLや言語は入社後に教える」状況だったのが、同じプロジェクトでも、納期3か月前で遅れが出てる状況では「仕様書を見ただけですべてを理解しバリバリに開発ができる人」が欲しいという感じに、ハードルがすごく上がる。
タイミング的なところが大きいのです。
私も最近、去年の11月にある企業からスカウトメールが届き、12月に面接が行われたのだが、その企業が私に興味を持ったのがC#の経験。
でも私のC#の経験は、クライアントサーバーシステムの経験であり、その企業が欲しがっていたのは、ASP.NETであり、C#を使用したWEB開発の経験でありそこでミスマッチが発生し、今回は不採用となった。
このことからわかるように、ただ単純に欲しい技術と、提供できる技術のミスマッチによるものが不採用となる原因である。
だから、不採用になる原因は、そのプロジェクトが忙しくて即戦力を求めていたり、追加人員の費用の承認が下りなかったり、求職者のどうにもならない部分の要因が8割がたあるということを知っておくべきだと思う。
それを知ったうえで就職・転職活動をしてほしい。
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