OSXには標準でRubyコマンドがあるが、バージョンが古い。
このため、最新(現時点で2.3.0)のRubyをインストールする手順を記載する。
ここでは、Ruby専用のパッケージマネージャ「rbenv」を使用する
初回に行うこと
rbenvのダウンロード
rbenvはGitHubのサイトにあるため、「git」コマンドを使用して入手する
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git clone git://github.com/sstephenson/rbenv.git ~/.rbenv |
シェルの設定ファイルの書き込み
パス情報、rbenvの初期化情報をシェルの設定ファイルに書き込む。
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echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bash_profile |
※バージョンが変わらない場合は、上記コマンドの2行目が正しく書き込まれていない場合がある。これについては後述する。
シェルの状態を更新する
下記コマンドを実行するか、ターミナルを再立ち上げする。
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exec $SHELL -l |
ruby-buildのダウンロード
「rbenv」を使用して、Rubyをインストールするために、「ruby-build」をダウンロードする。
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git clone git://github.com/sstephenson/ruby-build.git ~/.rbenv/prugins/ruby-build ※1行目と2行目は半角スペースでつながっている。 スペースの都合上、2行に分けた。 |
バージョンアップごとに行う
Rubyのインストールとバージョンの変更
下記3行を実行する。
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rbenv install 2.3.0 rbenv rehash rbenv global 2.3.0 |
ここで、バージョンを確認する。
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ruby -v |
ここで、バージョンが変わっていない場合、次の項目に進む。
シェルの設定ファイルがうまく書き変わっていない
Rubyのバージョンが変わっていない場合は、シェルの設定ファイルが上手く書き変わっていない場合がある。
「vi」テキストエディタでシェルの設定ファイルを確認、追記する。
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$ vi ~/.bash_profile ←テキストエディタでシェル設定ファイルを開く # この2行がちゃんとあれば良い、なければ追記する # 私の場合2行目が抜けていた export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH" eval "$(rbenv init -)" :wq ←escキーを押してコマンドモードにして打ち込む(保存後閉じる) シェルの設定ファイルを再読み込み $ source ~/.bash_profile |
これでうまくいくはずである。
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