仕事をするにあたって、また就職(転職)活動をするにあたって必要なこと。
参議院選挙を控えた今日この頃。
各党の代表者がテレビで討論するのを見てると面白い。
ただ、前々から思っていたことがあった。
それは与党と野党の主張の違いであった。
与党の主張は主に、「これから日本をどうしたいか」の抱負であり、野党の主張は「現政権の悪口」である。
あなたが一緒に仕事をするのなら、未来への抱負を語る人物と、他人の悪口や失敗をネチネチ語る人物とどちらを選ぶだろうか?
それを考えてて、与党が与党であり続ける理由と、野党が野党のまま国民の過半数の支持を得られないまま、野党であり続ける理由というのがはっきりわかる。
が、しかし、あまりにも実現不可能な抱負を語られても、それが結果的に嘘となり人々の信頼を失くす。
民主党(現:民進党)は、過去に実現不可能な綺麗事をマニフェストに掲げ、念願の与党になったが、政治はグチャグチャでマニフェストのほとんどは実現できず、国民の支持を失い野党へと転落した。
彼らの失敗は、仕事をする上で、非常に参考になる。
私は様々なプロジェクトを渡り歩いてきたが、できないことをできると言って最終的に失敗している人を結構見てきた。
できていないのに進捗会議であたかもできているように報告して、嘘を嘘で塗り固め、最終的に全然できていないことがバレて大騒ぎになるというパターン。
もちろん、仕事だからできないというと怒られる。
できないというからには、それなりの根拠を示して納得させればいいだけのこと。
ただそれだけのことなのだ。
仕事に「すべて可能である」ということはない。
特にシステム開発で言えば、すべてのプロジェクトが成功するということはありえない。
これができないから、別の対案を出して、納得させることが必要なのである。
私も含め、野党脳はすぐに捨て、与党脳になることが大切であると思った。
要するに、ネガティヴよりポジティブな考えを持つと、周りのパートナーにも恵まれるという話。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。