[SQL Server]NULLの値を別の値に変換するISNULL関数

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CASE文とISNULL関数

概要

下図のようなテーブルがある。

このテーブルの全期間の売り上げの合計を求めたいが、NULL（売上金額が未確定のもの）は除外したい。

CASE文を使用する場合

CASE文でNULLの値を判定する場合は下記の通り。

SELECT
     ITEM_NAME
    ,SUM(
        CASE WHEN
            SALES_PRICE IS NULL
                THEN 0
                ELSE SALES_PRICE
        END
        ) AS SALES_PRICE
FROM
    売上テーブル
GROUP BY
    ITEM_NAME

SELECT

ITEM_NAME

,SUM(

CASE WHEN

SALES_PRICE IS NULL

THEN 0

ELSE SALES_PRICE

END

) AS SALES_PRICE

FROM

売上テーブル

GROUP BY

ITEM_NAME

ISNULL関数を使用する場合

NULLを別の値に変換するだけなら、上記CASE文よりも、「ISNULL関数」を使用した方がコードがすっきりする。

SELECT
     ITEM_NAME
    ,SUM(ISNULL(SALES_PRICE,0)) AS SALES_PRICE
FROM
    売上テーブル
GROUP BY
    ITEM_NAME

SELECT

ITEM_NAME

,SUM(ISNULL(SALES_PRICE,0)) AS SALES_PRICE

FROM

売上テーブル

GROUP BY

ITEM_NAME

※第二引数を0ではなく別の値にしても良い

SUM関数はNULLを除外する

これを利用するかどうか。
「DBやバージョンによる」という情報もあり、あまり使用すべきではないという意見が多い。
だがさすがに、今使っているDBで、同じクエリを実行するたびに実行結果が異なるというのはありえないため、動作確認後に利用するほうが望ましい。

SELECT
     ITEM_NAME
    ,SUM(SALES_PRICE) AS SALES_PRICE
FROM
    売上テーブル
GROUP BY
    ITEM_NAME

SELECT

ITEM_NAME

,SUM(SALES_PRICE) AS SALES_PRICE

FROM

売上テーブル

GROUP BY

ITEM_NAME

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