
C言語の変数の代表的な型と宣言方法、暗黙の型変換、キャスト演算子。
変数の代表的な型
C言語の変数の代表的な型は下記のものがある。
データ型 | 分類 | サイズ | 範囲 | 出力変換 指定子 |
char | 文字型 | 1バイト | -128 ~ 127 | %c |
int | 整数型 | 4バイト | -2147483648 ~ 2147483647 |
%d |
float | 小数(実数)型 | 4バイト | 3.4E-38 ~ 3.4E+38 | %f |
double | 小数(実数)型 | 8バイト | 1.7E-308 ~ 1.7E+308 | %f |
※出力変換指定子「%f」はデフォルトでは、小数点以下第6位まで表示する。
例:1.000000
変数の宣言方法
変数を宣言するときは
データ型 変数名;
で宣言する。
変数の宣言と代入が別の方法
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#include<stdio.h> int main(void) { // 変数の宣言 int a; int b; // 値の代入 a = 32; b= 11; return 0; } |
変数の宣言と代入を同時に行う方法
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#include<stdio.h> int main(void) { // 変数の宣言と代入 // 別のデータ型の変数は宣言をまとめられない int a = 32,b = 11; double c = 1.5,d = 5.0; return 0; } |
暗黙の型変換2つ
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#include<stdio.h> int main(void) { // 暗黙の型変換2つ int a = 3.5; // ←整数型の「3」に変換される double b = 1; // ←実数型の「1.0」に変換される return 0; } |
キャスト演算子による強制型変換2つ
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#include<stdio.h> int main(void) { // キャスト演算子によるリテラルと変数の型変換 int a = (int)3.5; // ←整数型の「3」に変換される double b = (double)a; // ←実数型の「3.0」に変換される return 0; } |
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