[C]エスケープシーケンスまとめ
- 2017/1/21
- C
- エスケープシーケンス, 行頭復帰
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C言語のエスケープシーケンスをまとめました。
エスケープシーケンスとは
画面に文字を表示する際に、改行や文字の行頭復帰など。文字の制御を行う特別な文字列のこと。
エスケープシーケンスは「\]と1文字を使って表す。
エスケープシーケンス Windowsでは¥マーク |
意味 |
\a | 警報を鳴らす |
\b | バックスペース |
\n | 改行(よく使う) |
\r | 行頭復帰 |
\t | タブ |
\’ | ‘を表示 |
\” | “を表示 |
プログラム例
ソースコード
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#include<stdio.h> int main(void) { printf("改行を表す\nここから次の行\n\n"); printf("ダブルクォーテーションで\"文字を囲みます\"\n\n"); printf("シングルクォーテーションで'文字を囲む'のはそのままでよいが\n\n\'こんな感じ\'\n\n"); printf("タブを挿入\tしました\n\n"); printf("警告音\a\n"); return 0; } |
実行結果
警告音は、エラーダイアログが出た時の音っぽい。
エラーメッセージを出すときに使えそうですね。
行頭復帰「\r」の使い道
行頭復帰は今現在カーソルがある行の先頭にカーソルを戻すことができる。
ソースコード
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// 行頭復帰サンプル #include<stdio.h> #include <windows.h> // Sleep関数使用のため int main(void) { for (int i = 0; i <= 5; i++) { printf("インストール中:"); for (int j = 0; j <= 20; j++) { Sleep(100); // 10秒待機 printf("#"); } printf("\r完了 \n"); } return 0; } |
実行結果
よく、リナックスなんかのターミナルで何かのインストールしている時のプログレスバーっぽく作ってみましたが。
バックスペースと組み合わせて、結構な表示もできるのではないかと思いました。
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