
Swift言語のデータ型、定数・変数の宣言を記載する。
定数の宣言
データ型を指定した定数の宣言
let 定数名 : データ型 = 値
型推論の定数の宣言
型推論とは、宣言時に変数のデータ型を指定せずに、代入するデータの型からデータ型を推測し変数のデータ型が決定される方式。
let 定数名 = 値
実際のコード(定数の宣言)
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// データ型を指定した定数の宣言 let SHACYO : String = "私が社長の山田だ。" let AGE :Int = 43 // 型推論による定数の宣言 let KACYO = "どうも、課長の池永です。" // Int型とDouble型 let AGE : Int = 43 // Int型指定 let SHOHIZEI = 1.08 // Double型推論 let ENSYU : Int = 3.14 // これはエラーになる(暗黙の型変換は行われない) let ENSYU : Int = Int(3.14) // これで「3」に丸められる |
変数の宣言
データ型を指定した変数の宣言
var 変数名 : データ型 = 初期値
型推論の変数の宣言
var 変数名 = 初期値
実際の変数宣言
1 2 3 4 5 |
// データ型を指定した変数の宣言 var name : String = "ポンチ竹村竹子" // 型推論による変数の宣言 var age = 23 |
Swiftのデータ型
Int8 | -128〜127の整数 |
Int16 | -32,768〜32,767の整数 |
Int32 | -2,147,483,648〜2,147,483,647の整数 |
Int64 |
-9,223,372,036,854,775,808〜9,223,372,036,854,775,807 の整数 |
Int | 32ビット環境ではInt32。64ビット環境ではInt64と同じ。 |
UInt8 | 0〜255の整数 |
UInt16 | 0〜65,535の整数 |
UInt32 | 0〜4,294,967,295の整数 |
UInt64 | 0〜18,446,744,073,709,551,615の整数 |
UInt | 32ビット環境ではUInt32。64ビット環境ではUInt64と同じ。 |
Float | 32ビット浮動小数点数。Doubleよりも精度が低い小数点付きの数値。 |
Double | 倍精度浮動小数点数(64ビット)。小数の数値を使用する場合は、通常こちらを使う。 |
String | 可変長文字列 |
Character | 任意の1文字 |
Bool | True(真:正しい:フラグが立った)またはfalse(偽:正しくない:フラグが立っていない) |
Character型の文字の代入
C、C#、Javaなど、主要な言語では文字は「’(シングルコーテーション)」で囲むが、Swiftではこれらの言語とは違い文字も文字列も「”(ダブルコーテーション)」で囲む。
Swiftでは文字を「’」シングルコーテーションでくくるとエラーになる。
なお、「コーテーション」なのか「クォーテーション」なのかの議論はここでは行わない。
宗教戦争が始まるからである。
これは、カワサキのZZRが地域によって「ぜっとぜっとあーる」「じーじーあーる」「だぶるじーあーる」と読み方が異なるのと同じものである。
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